性教育の授業が行われました
先週、3年生と6年生の性教育の授業が行われました。3年生は「いのちのはじまり」、6年生は「性の多様性」という題材です。
3年生の授業では「全てのいのちは、精子と卵子が合体して始まること」「人間の命は性交によって受精し誕生すること」を学習しました。性交について、「気持ち悪い・・・」といった発言がある一方、「一つの精子だけが卵子と合体するなんて奇跡だなぁ」「性交がなかったら生まれてこなかった・・・」など、性交に対しての素直なつぶやきも聞かれました。最後の「性交は命をつないでいくためのもの」「命は大切」「だから、大切な人と性交し、責任を持って育てていく」という先生の言葉を子どもたちは真剣に聞いていました。
6年生の授業では「わたしたちの周りには様々な性を生きる人がいること」「どの性であっても、差別や排除することなく相手を理解することが大切であること」を学習しました。性同一性障害の男の子(体の性は女性)の動画を見て、大変だったことや、その後、前向きに生活できるようになった理由についてグループに分かれ話し合いました。「LGBTQ」について知っていた子も知らなかった子もそれぞれ多くの学びがあったようです。「LGBTに興味があったので、この機会に詳しくしれて良かった。私はその人のなりたい性別になればいいと思う。」「もし自分の周りにLGBTQの人がいたら優しく接したいと思いました。」といった授業後の感想がありました。